インカムを導入しました

若楠療育園では、職員間の遠隔情報伝達手段としてPHSを数台利用しています。

PHSは1対1の情報伝達の運用のため、複数人に呼びかけができないのが現状でした。

今回ICT機器として、本園に整備済みの無線LANを活用できるインカムを導入し、夜勤帯で運用することとしました。

インカムは複数人への情報伝達が可能となっており、応援要請→可能な職員が対応といったやり取りがスムーズに行えます。

インカムレシーバー

このインカムの導入には「佐賀県障害福祉分野におけるICT導入モデル事業費補助金」を活用させていただきました。

機器の選定にあたっては、ICT機器が、現場での業務・運用に支障があっては意味がないので、デモ機による検討を行い、ワイヤレス、バッテリー式であり、操作性・耐久性に考慮した専用機器にたどり着きました。

また、ヘッドセットを骨伝導方式とすることで、長時間使用しても疲れにくく、周りの声・音も情報として通常通り聞き取ることが出来ます。

ヘッドセット

このインカムの導入により、職員を探して足を運んだり、PHSを操作するために手をとめることなく、場所・時間にとらわれず声かけできるようになり、夜勤業務を行う職員の負担軽減につながっています。